メシマズに悩む全ての男に捧ぐただ一つの言葉(と対策)

ライフハック
スポンサーリンク

うちの妻はメシウマだ!うらやましいだろ!!

メシマズに悩むみなさん、怒らないでください。ブラウザを閉じないでください。

今回はぼくが妻の料理風景を見て気づいたメシウマ、メシマズの特徴を分析し、そしてメシマズをメシウマに近づける方法を公開します。

この記事を読んで、少し考え方を変えるだけで、メシマズへの理解が深まり、必ずやメシウマへの一歩を踏み出せるでしょう。

手っ取り早く解決したい方は、こちらの本をオススメします。



「ラ・ベットラ」を運営する落合務シェフのレシピ本です。

  • ミートソースは肉料理。肉がダマになってもいいじゃない。ダマになってるぐらいの方がおいしいよ。
出典:「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ

などの名言多数収録。全体的に軽い語り口でわかりやすく説明してくれていますが、そのとおりに作ると本当にうまい。

必ずメシマズの解決に役立つはずです!

クリームパスタなど、家庭で作るパスタの常識が覆ります。

本とは関係ないですが、彼が監修しているオリーブオイルやにんにく、本当にうまいです。だまされたと思って試してみてください。

スポンサーリンク

メシウマ、メシマズの分析

メシウマの特徴

それではまず、メシマズとは逆に、メシウマとは何か。妻の料理風景を見て導かれた答えがあります。

一言で言うと、超感覚的です。

当然経験や知識にに裏打ちされた適度な計算はありますが、調味料など、完全に感覚です。我が家の電子計量機は猫の体重計と化しています。

例えば、以下のような感じです。
妻:(肉を切る。)

妻:「野菜はじゃがいも?それともネギ?」

ぼく:「ネギで。」

 妻:(肉とネギを炒めながら味つけ。)

このように、具材、味付けも考えながら作業して、完成です。コレがうまい。三度の飯より妻の飯が好きです。

ちなみに一番つらいのは、献立考えることと食材の買い出しだそうです。

メシマズの特徴

つづいて、メシマズとは何か。ネットや、妻の意見を参考にするとその姿が自ずと浮かび上がります。

なんと、メシウマ同様、こちらも感覚で作っている場合が多いです。

が、そこになんの裏付けもない。

衣にビールを使うとサクッと揚がるらしいと聞けば、揚げ物が漂うアッツアツの油の中に直接ビールを投下することもあるようです。

味付けに関しても、どの調味料をたせば、味がどう変化するかしっかりと把握できていません。

結果、味うすい、塩!という思考回路で塩をいれすぎるが、結局味がととのわず、そうこうしてる内に料理がこげるコンボが発生するのです。

こうして、おいしくない料理ができあがってしまうのです。

メシウマ、メシマズを比較してみる

両者の共通点

それぞれの特徴を考えた結果、どちらもわりと感覚で勝負するという事実が浮かび上がりました。

考えてみれば、感覚を排除し、しっかりとレシピ通りに作れば、無難なものができるはずである。

いやいや、うちのはレシピ通り作ってもダメなんだよ。というそこのあなた。

本当にレシピ通りですか?料理工程を全て見てますか?

きっと、途中で何か味付けに工夫してたり、焼く、煮るなどの重要なポイント部分で感覚が割り込んでいるはずです。

レシピを見て、少しアレンジする。これは非常にいいです。マニュアルの中にちょっぴりオリジナリティを入れる。

しかしこの点が、メシウマとメシマズの共通点であり、明暗を分けるポイントにもなります。

決定的な違い

メシウマ、メシマズは両者とも、感覚で勝負しアレンジが入るという共通点が見えてきました。

なのになぜ、180度結果が変わってしまうのか。

端的に言えば、感覚とアレンジが的外れかどうか。という一点に集約されます。

役者の演技で例えてみましょう。

ある大御所の演技派俳優(メシウマ)がいたとします。

共演は、駆け出しの新米俳優(メシマズ)です。

ノッてきた大御所は随所に、経験と演技力に裏打ちされた、時には台本も無視するような、しかし味のあるアドリブを盛り込みました。

その空気に押されてか、新米俳優もアドリブを盛り込みました。経験も演技力もそれほど備わっていないにも関わらずです。

当然、大御所俳優は賞賛され、新米俳優は監督から大目玉を食らいます。

ここに、メシウマ、メシマズの違いがあるのです。

メシマズ回避法

さて、お待ちかね。いよいよ、メシマズの対策です。

とその前に、そもそも料理ってすっごく難しいんです。

先ほど挙げた例の通り、メシウマな人は経験も努力も才能も兼ね備えた大御所なんです。

だからまず、メシマズな人には優しくしてあげてください。駆け出しでつぶされれば、一生芽はでません。

という基本を抑えた上で具体的な方法です。

まずは、下記2ポイントのみ意識しましょう。
  • 料理に使う具材、調味料は使う分だけ先にだしておく。
  • 味を調節する時は、使用調味料全てで調節。
調味料は、レシピ通り量ってもいいですが、やってられんと思いますので、全調味料同じくらいの量という認識でいいと思います。

塩10gくらい出したなら醤油もそんくらい。料理番組で見るように、同じような小皿に同じくらい盛ってみましょう。

そして、味がととのわない場合に、酒、みりん、塩、醤油を使ったのなら、その全てを追加して調節しましょう。

ちなみに、メシウマ完全体を求めるなら、調味料の順番とかも意識しなければなりません。

塩は最初にいれないとしっかり味がしみない。とか、色々あるようです。

でも、例えば、携帯のバッテリーとかって、誰でもとりあえず充電できますけど、実は0%手前まで使い切ってから充電すると長持ちするんですよ。

でも、そんなこと知る必要ありますか?過充電で爆発さえさせなければどうってことないですよね。

料理も一緒です。とりあえず爆発(メシマズ)しなければいいんです。

そもそも料理はとっても難しいということを理解して、しっかりと経験を積むまではアドリブを控え、無難に無難にやっていきましょう。

いずれ、アドリブもうまくなります。

興味がある人は調味料の順番などを研究して、さらなる高み(メシウマ)を目指してみてくださいね。

メシウマへの道まとめ

今回、メシマズ、メシウマの特徴を分析した結果、感覚的という共通項を見出しました。

そしてその共通項こそが決定的違いを生んでいました。
  • 料理に使う具材、調味料は使う分だけ先にだしておく。
  • 味を調節する時は、使用調味料全てで調節。
まずは、この2点だけを守り、一切の感覚を排除してみてください。

料理は本当に難しいものです。苦手な人がいきなり上手にはなりません。

作ってもらう側の人も、料理が上手いことは当たり前ではないということを意識して、協力してあげてください。

そして、幸運にもメシウマな人に料理を作ってもらえている人(ぼくです!)は、感謝を忘れないようにしましょう。

「ごちそうさま。おいしかったよ。ありがとう。」とちゃんと言ってあげてくださいね。

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。